パパっ子の兆候

育児

息子は、ほぼ確実にパパっ子だと思う。パパっ子といっても、ママが嫌いなわけではなく、ママのことも大好きだ。だからパパとママが一緒にいるときが、一番息子にとって幸せなときらしい。

 パパっ子らしいと僕ら夫婦が理解し始めたのは、1歳を超えたあたりからだけれども、後になって思い返すと、その兆候はあった。息子が1歳になったら保育園に預けるべく、妻は昨年の12月ごろから働きに出始めた。そのため、息子は、僕が見ることができないときは、保育園で一時保育に預けるようになった。

 保育園は、預けに行くときには、息子は寂しがったり、泣いたりしたけれども、迎えに行くと、笑いながらすごい勢いでハイハイして来た。息子を保育園に送りに行くのは基本的に僕の役割だけれども、迎えに行くときは、妻も行きたがり、二人でよく迎えにいった。そうすると、息子は僕らを見つけると、一直線にハイハイしてくるのだけれども、真っ先に僕の足にしがみついてくれた。これには僕自身もびっくりした。最初はたまたま、息子のハイハイの先に僕がいただけなのではないかと思っていた。高速ハイハイしている息子は、下を見てハイハイしているのでほとんど前が見えていない。

 でもある日、息子が一直線に妻の方にハイハイしていったことがあった。あ、今日は妻のところに行くんだなと思っていたら、もうすぐ僕らのところにたどり着くというところになって、息子は、突然動きを止めた。そして顔を上にあげて、僕らの顔を見た。そしてその後、かくっと方向転換して、やっぱり僕のところに来てくれたのだ。

 また、パパのところに行くの!?と、妻もびっくりしていた。

 次に僕がびっくりしたのは、息子の1歳ときの誕生日に、僕らは息子を連れて京都市動物園に連れていったときだ。僕は、動物を見ている息子の写真が撮るのを楽しみにしていた。息子の身長では動物がほとんど見えないので、妻に抱っこしてもらった。そうすると、息子は、すごい勢いで暴れて、妻の手から降りようとし、僕の方に一所懸命手を伸ばしてきたのだ。それでも妻が抱っこしていると泣き出した。

 なんか私が抱っこすると嫌みたいや、と妻もとまどっていたけれども、僕もびっくりしていた。そういう息子の反応なんてまったく予想していなかったからだ。ただ正直言えば、妻には申し訳ないと思いつつ、とても嬉しかった(笑)。

 おかげで、ずっと抱っこしていないといけない羽目になり、あまり思っていたような写真を撮ることはできなかった。

 その頃から、数ヶ月の間、息子は、僕がいると僕の抱っこじゃないと嫌がるようになった。僕がいないときは、もちろん妻にべったりなんだけれども。特に、見知らぬ環境や人がいるところ、ちょっと体調が悪くてしんどいときなどは、僕にしがみついてくる。そして一番、パパっ子だと思わせるのは、この点なのだ。

 息子がパパっ子だと、なかなか大変なところもある。保育園に預けていないときは、正直、息子の相手以外は何もできない。でも、息子がこうやってきてくれるのはやっぱりうれしいし、疲れはするけれども、頑張れる。妻はちょっと寂しそうだけれども、妻も仕事をしているので、多少の負担軽減にはなっていると思う。

 なぜパパっ子になったのかという原因は、正直僕にもまだよくわかっていない。でもパパっ子は、家庭的にも悪くないと思う。育児に対してますます父親が積極的になれるからだ。大変ではあるけれども、やっぱり楽しい。


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