昨日、息子を保育園に迎えに行くと、息子が先生に抱っこされていて泣いていた。先生が申し訳なさそうに、事情を話してくれた。
息子はどうも自分より小さい子が好きで、ときどき0歳児クラスの子と一緒になると、その子たちに抱きついたりするらしい。そして今日は、そうやって0歳児クラスの子とじゃれあっているうちに、0歳児クラスの子に噛まれたということなのだ。
保育園の先生は、もう何度も、すみませんでした、と謝ってくれていたが、僕としては、ぜんぜん気にしないでくださいと。
確かになかなか強く噛まれたみたいで、くっきりと歯型が息子の手についていた。でも息子は僕が抱き上げるとすぐに泣き止んで、いろいろ指差してうーうー言っていたので、もう痛くはなさそうだった。
思えば息子ももっと小さい頃、ときどき僕を噛んだりしていたし、もちろん、そんな小さい子に悪意があるわけではない。保育園の先生もたくさんの子供をみてじゃれあっているうちにおきるちょっとしたハプニングにまで謝る必要はないのにと思うけれども、まあその方が穏便に行くということだろう。教育の現場において、あまり保護者が細かくクレームをつけるのはのびのび教育するのに(子供にとっても教師・保育士にとっても)よくないと思っている。人に任せるということは、不必要に口出ししないということなのだから。
むしろ僕が確認したかったのは、僕の息子の方が周りの子に悪さをしていないかということで、その方が心配なのだ。そしてそれはないということだった。
親としてみれば、息子が自分より小さい子を抱っこしたがっているところを想像するだけでも、ちょっと笑いがこみ上げてくる。家ではアンを抱っこしたいのだろうけれども、いつも逃げられて、ときには泣いている。まだ話せない同士、仲良く触れ合える相手がいるならそれでいいのだ。

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