ウルトラマンを使って「調べる」を教える。好奇心の開発

二歳四ヶ月の息子が、最近ウルトラマンにはまっているので、いくつかソフビも買っていたが、今回はさらにこのウルトラマンブームをうまく利用していこうと考えた。やはり「好きこそものの上手なれ」であり、とりあえず積極的にこちらの教育実験に乗ってきてくれるからである。

今回、この本を購入した。

息子は、自分の知らないウルトラマンとか怪獣が出てくると、すぐに「パパ、なにこれ」と聞いてくる。

今まで仮面ライダーとかでそういうことがあったときには、スマホで調べていたのだけれども、やはり今後のことを考えると、本というメディアに親しんでもらっておいたほうがいい。もちろん絵本もいっぱいあるのだけれども、なにぶんネット動画やテレビなど娯楽の多い環境なので、絵本に接する時間も明らかに昔の子供(つまり僕ら)よりも少ないと思う。

もちろん、さすがに二歳の息子にこれ買い与えて、「ほら、調べてごらん」というのはまだ早いような気がする。あまりハードルを高くすると続かない。だから、何か知らない怪獣やウルトラマンが出てきた時には、積極的に

「なんやこれ?パパ調べてみよう!」

といって自分が調べるのだ。そうすると、息子も「僕も!」といって一緒に覗き込んでくる。「パパ!一緒にこれでみよ!」と積極的に発言してきて、二人でならんで本のページをめくるようになった。

この本にはもう一ついいところがある。それは、掲載されている写真がソフビみたいなのだ。

のっている写真がソフビなので、持っているウルトラマンのソフビをとなりにおいて、息子に「これおんなじや!」と言いやすいのである。

自分が持っているおもちゃが本にのっている、ということに息子はわりと興奮している。

絵本の読み聞かせというのとはちょっと違う本の親しみ型である。

また調べる時以外も、本をめくりながら、「次どれ買おうか」と話し合っている。

最近は、家に百科事典的なものも少なくなり、また大き本ほど電子書籍が場所も取らずにいい点も多いが、それに依存しすぎるのもいいのか悪いのか判断しにくい。

ある程度は、昆虫とか動物とかの図鑑を部屋に置いてやってページをめくって楽しむということも覚えておいて欲しい通っているので、そこへのプロセスとして、今ウルトラマン大図鑑は役立っている。



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