アンのやきもち?

昨日、ちょっとびっくりすることが起こりました。

息子を保育園に送って家に戻って来る途中で、近所に老犬のラブラドール・レトリーバーがいるのですが、その子がその子の家の前で寝そべっていたので、ひさしぶりだねー声をかけると、家から飼い主のおばさんが出てきて話をしていました。

その子はもうすごく老犬なので、散歩もままならないのですが、その日はなんか機嫌が良くてちょっと散歩したらしいのです。その話を聞きながらその子を撫でていると、その子が僕の顔をぺろぺろと舐めてきました。(ちなみに、その子はあまり人の顔を舐めたりしないそうです)

その後家に帰って、妻にひさしぶりにその子を見たという話をしていると、いつも通りアンが足元に走ってきました。びっくりすることが起きたのはその後です。アンは僕の顔をちょっと臭った後、ぷいと離れていってしまったのです。

僕がソファーにゴロンと横になっても、足元にきて体はぴったりとつけているのですが、頭を向こう側にして、なんか距離のある感じなのです。いつもなら僕の上に乗ったり、脇の間に入ってきたり、しかも最初は僕の顔をかなり長い時間ぺろぺろするのに、昨日は全くそんな様子もなく・・・

おそらくそのレトリーバーが僕の顔を舐めた匂いを嗅いだからだと思います。もしかしたら、自分と違う犬の匂いがしたので、ヤキモチをやいたのかも!あるいはアンは基本的に自分以外の犬があまり好きではないので、たんじゅんに彼女にとって嫌な匂いだったのかもしれません。

どちらにせよ、昨日のアンは、だっこして顔を近づけてもプイッと顔を背けるし、明らかに機嫌が悪かったです。

今日はもういつも通りの甘えん坊のアンだったんですが。

こういうことがあるとちょっと他の犬に舐められるのもためらってしまいますね(笑)


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アンのトラウマ

毎朝、妻が起き出したごろに、息子を妻にバトンタッチしてアンの散歩に行く。

きちっと僕の横を歩くというしつけはまったくできていないので、彼女は好きなように匂いを嗅いだりしながらうろうろしている。

基本的にはなるべくアンの好きなように匂いを嗅がせているけれども、そのままだとアンは電信柱ごとに匂いを嗅いで行くので全く進まない。そこで一つの柱で匂いを嗅がせると一つはひっぱってとおりすぎるということを繰り返しながら進んで行く。

アンの散歩道の近くに、アンが絶対に通りたがらない道がある。ちょっと細い道で、昔はよくそこを通っていたのだけれども、その道の中にある一つの家の前に犬小屋があって、かつて一匹の犬がそこで飼われていた。その犬小屋の前にはいつも車が止まっていたので、その犬の正確な姿をみたことはないのだけれども、その犬は、僕らが通るとすごい勢いで吠えたてた。その度にアンは、びっくりしてすごい勢いでその道を通り過ぎたものだ。

どうもその犬がもうしばらく前からいなくなっているみたいで、僕が通っても全く吠えもしないし、いる気配すらしなくなった。何度かアンをだっこしてその道を通ったので、アンも今までとは違うということはわかっているのかもしれないけれども、ふつうにリードで引っ張ってその道を行こうとするとぜったいにアンは道の入り口(つまり交差点)で動こうとしない。必死に後ろに重心をかけて踏ん張っているのだ。

それでその道を行かずに別の方向に進むと、機嫌よくついてくる。たとえあの吠える犬がいなくなってもアンの記憶にはその恐怖が刻み込まれているのだ。

必死に踏ん張って動こうとしないアンもなかなかかわいくて、いつもわざとその小道に行くふりをしてアンが踏ん張っている姿を楽しんでいる。小さい体で、全力でいろんな感情とともにアンは生きている。その一所懸命さを思うと、ますますかわいい。


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ワンのワクチン接種

昨日は、一年ぶりのアンのワクチン接種。毎年9種類ワクチンを打っている。

アンにとって動物病院はまったくいい思い出のないところだけれども、アンは動物病院に行くのはまったく嫌がらない。なんだか、ここがどんな場所かまったく覚えていないようだ。それなのに、診察台に登った途端、とつぜん必死になって僕のところにしがみついてこようとする。診察台から離れていると飛び降りそうで怖いけれども、近くにいると頭の上まで登って逃げようとする。

動物病院にはまったく抵抗がないのに、診察台に登った途端に嫌な思い出がすべて蘇ってくるようだ。

ワクチンを打つ前の体温、触診、ともに異常なし。

体重は2.9kgでちょっと重め。

やっぱり息子の落としたご飯をせっせと食べているせいだろうか。まあ春の血液検査でも問題なかったので、なるべくせっせと運動させるようにしよう。

来月は狂犬病の予防接種。またがんばろう。


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