公文の宿題の量

今日は、Aの家庭学習のペースについて書いてみたいと思います。

基本的に毎日やっていることは公文の宿題です。今Aがやっている教材は「国語」と「ズンズン」という二種類です。国語は、まさしくひらがななどの文字を今は覚えているところですが、「ズンズン」というのは、運筆教材で、ある場所からある場所まで鉛筆でなぞるという教材です。

鉛筆で線をなぞるなんて今から思えばなんてことないことのように思えますが、実際にAに最初やらせてみると、筆圧は弱いし、鉛筆のもちかたもさまになってなくて、うすーい線がひょろひょろと描かれる感じです。それをみると、とてもじゃないけれどもまだまだ文字を書ける状態ではないとわかります。

この二つが公文の教材で、Aが行っている公文は、月曜日と木曜日が教室の日なのですが、最初、それぞれの曜日で国語とズンズンを10枚ずつ宿題でもらっていました。すると月曜日から木曜日にかけてはいいのですが、木曜日に合わせて20枚しかもらわないと、ちょっと少ない気がしました。というのも僕はAに基本的には国語とズンズンを5枚ずつ、合計10枚を1日にさせていたからです。

家庭学習はとても重要で、はっきりいって教室に行っているだけではほとんど役には立ちません。なので、教室のあった日も、帰ってから基本的に宿題をさせています。すると木曜日にもらった宿題は、金曜日には終わってしまうのです。そこで僕は初めて知ったのですが、公文の宿題の量は自分で選べるようです。そこで、月曜日はそのままにして、木曜日にもらう宿題の量は国語とズンズンを20枚ずつもらうことにしました。

月曜日にもらう分をそのままにしたのは、公文の宿題を少なめにする分、学研の幼児ワークの量を増やすことにしたのです。

つまりAの家庭学習は、

月、木、金、土、日は、公文の国語とズンズンを5枚ずつ、学研の幼児ワークの「かず」か「たしざん」を1ページ、火曜日と水曜日は、公文がどちらか5枚だけになって、幼児ワークを2ページという分量になっています。最近は、それに僕がつくったプリントなんかを一枚追加でさせています。

またお風呂から出たあとは、ビースタジオのオンラインの授業映像かYouTubeの英語番組を見せています。

いずれも必ず、正月であろうとなんであろうと例外なくやっています。

いつも喜んでやるわけではありません。特に最近では「ズンズン」をちょっと嫌がるようになりました。またこれについては後日書くつもりです。

とりあえず習慣化すること、気分が乗ろうと乗るまいと、同じように行うこと、そういう習慣づくりのつもりでやって(させて?)います。

そうすると、Aもある時期くらいから、「今日も公文が終わったら・・・する」みたいな感じで公文などをすること前提の思考になってきました。少しずつ彼の中でも習慣化されているようです。


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二歳からの英会話 ビースタジオ

小さい頃から英語教育が必要かどうかという議論はよくあります。ですが、単純に「必要か不必要か」という議論はそもそも不毛です。必要かどうかは、目的によって異なるからです。

僕自身は最初、今の時点で英語は必要ないと思っていました。まあ、三歳になったら、算数と英語をプラスし、いずれは国語をやめて算数と英語にしようかくらいのイメージで考えていました。ですが、ベネッセが運営しているビースタジオの無料体験の案内を妻が見て、いかせてみたいと言い出したのです。

最初、まあ無料体験くらいならのつもりで行ってみました。我が家の近くのビースタジオは、二歳の幼児クラスは、月二回、土曜日で、1回40分。外国人教師が教えてくれます。

僕は、京都大学出身ですが、基本的に僕の時代はヒヤリングもなく、まあヒヤリングがいるのは東大くらいで、しかもちょっと発音とかを綺麗にすると、「何かっこつけてんねん」とからかわれる(あるいはからかう)ような環境でしたので、会話としての英語をきちんと勉強したことがありませんでした。

研究者になるときも、今のように海外経験が割と重視されるということもなかったので、結局英語でのコミュニケーションは今でも得意ではありません。一年間、在外研究でイギリスにいたこともありますが、基本的に文系研究員なので、場所さえ与えられればある程度一人で研究できてしまいます。またあまり耳が良くないので、話すのはともかく、やはり聞くのが苦手ということもあり、子供には英語のコミュニケーション能力はしっかりと身につけてもらいたいという気持ちはありました。

そういう気持ちはあったので、なんか英語しか喋らない外国人教師と楽しくなんか踊ったり走ったりしているAをみていると、まあ遊び程度で行ってみてもいいかもしれないという気持ちになりました。

見た目も話す言葉も全く違う人に対しても、なんか自然に接することができるのは、Aが小さいからというのもあるかもしれません。いろいろと自意識ができる前から溶け込ませる方が、Aにとって自然に英語に入っていけるように思えたのです。妻は割とその気でしたので、思い切って通わせることにしました。あとAに聞いてみると、「また行きたい」と言っていたというのも理由の一つです。

ビースタジオに通い始めて4ヶ月くらいになりましたが、今のところいかせてよかったと思っています。

どういうところがよかったのか、今後どうしていくのかについては、また今後書いていきたいと思います。


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「飽きる」ことは重要?

今日は、おもちゃについてちょっと書いてみたいと思います。子供にどんなおもちゃを与えようか、あるいはどういう仕方でおもちゃを与えるのかということは、親にとって一つの悩みだと思います。

そしてこれについても勉強などと同じように、一つの答えなんてないと思います。おそらく子供の性格や個性によってかなり違いがあるはずだからです。またおもちゃにかけることができる経済状況も家庭によってかなり異なると思います。

僕は、最初、厳選して面白そうなおもちゃ、あるいは知育になりそうなおもちゃを与えて、それをいつまでもAが遊んでいるということをイメージしていました。でもこのやり方はあまりAにはマッチしませんでした。Aはおもちゃを買ってもらうこと自体がまず一番好きで、それで買ってもらった後はしばらく遊んでいますが、飽きるのも早いです。

保育園や近所のお友達と遊びだすと、家ではあまり接することのないキャラクターについても学んできます。そうすると、「こういうのあるんやで」「こんなんいんねん」と言って教えてくれます。またYouTubeなどでいろんなおもちゃが紹介されているので、そこでもいろんなおもちゃの存在を学んでいきます。

せっかく買ったおもちゃがしばらくして見向きもされていないのを見ると、確かに寂しい気持ちになります。ですが、この「飽きる」ということはとても重要なのではないかと思っています。

というのも、飽きて別のものに興味を持つということがおきるからこそ、子供は積極的に新しいものと接し、新しい刺激を受けていきます。新しいおもちゃに興味を持ち、それであそび、だいたいどんなものかわかれば次のものに興味を持つ、そうして子供は新しい刺激を持ち、新しい知識を持ち、新しい発想を身につけていきます。

だから僕は、割り切って、子供がおもちゃに飽きて次のものを欲しがるとき、それが経済的に可能な範囲であれば、割と積極的に与えることにしました。Aが最初興味を持っていたもの「a」に飽きて、「b」を欲しがるとbを与えてみる。Aはしばらくまた「b」で遊んでまた飽きる。ですが、たんに「a」と「b」という二つのおもちゃがあるというわけではありません。というのも、新しく「b」がくることによって、 「a+b」という新しい遊び方ができるからです。

そういうわけで、我が家にはかなりのおもちゃがあると思います。あと僕が心がけているのは、Aに買い与えるおもちゃについて、僕自身もかなり調べて、Aと同じくらい詳しくなるということです。例えば、Aがウルトラマンに興味を持ちだして、ウルトラマンのソフビを欲しがるときには、僕もウルトラマンについてかなり調べたり、みたりして詳しくなります(といってももともと子供ときに、僕はウルトラマンが大好きでした)。子供は、気に入ったものに対して飽きるのが早くても、その短い間で、わりとマニアックにいろいろと覚える傾向にあります。それにまけずに、自分もマニアックになるということです。

このメリットは、子供と一緒に遊ぶのがうまくなり、子供と知識を知識や関心を共有でき、おもちゃを買うことについて自分も楽しめる(笑)ということです。ちなみに子供にも尊敬されます。

一つ一つのおもちゃには飽きがきても、こうしておもちゃが増えてくると、Aはおもちゃ博士のように、いろいろとおもちゃに詳しくなります。トータルでは、なかなかマニアックな領域ができるのです。しかもおもちゃの世界は、さらなる発展が見込めます。恐竜のおもちゃから恐竜に、忍者のおもちゃから歴史に、魔法のおもちゃから文学に。

だから飽きるということは、(僕の考えでは)とても重要なのです。


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公文の国語教材7A

ちょっと公文の教材について紹介してみたいと思います。今Aは、6Aをやっていますが、最初は7Aスタートでした。公文の教材の見本は、公文のホームページでも見ることができます。つまり、自分で作ろうと思えば作ることもできます。(ですから、家ですべて教えたい、という人は、教材を自作することもできます。)

7Aの教材は、基本的には、「たんご」です。表が絵とその名前が書いてあって、裏は名前のひらがなだけ、という構成になっています。

子供は当然のことながら、絵から入ります。絵を見て、それについて知っている名前を言うのです。ですから、表の場合、りんごの絵と「りんご」という字を見て「りんご」と言うのですが、ほとんど絵しか見てません。ですから、こちらは字を指差しながら、「りんご」と読んで「りんご」を復唱させるというやり方をとっていました。その後、一通り表を読むと、裏に回って「これは?」と聞くわけです。すると、Aも「りんご」と読んだりしますが、もちろん最初は読めているわけではありません。表で「りんご」を最初に言ったのを覚えていて、それによって「りんご」と言っているだけです。

「ちゃんと覚えて」とか言っても、あまり意味がないと思います。子供は意識して覚えるということができるのかどうか、僕にはあまり自信がありません。もちろんある程度年齢がいけばそれでいけるでしょうが、少なくとも二歳ちょっとのAには、それはむしろ難しい芸当だと思います。

意識して覚えさせるのではなく、ひたすら読ませるでいいと思います。本人が意識しなくても、脳が勝手に文字と音声を結び付けていくというイメージだと僕は考えています。機械(あるいはAI?)にひたすらデータを与え続けるという感じでしょうか。

とりあえず公文は単純で機械的な学習なので、とりあえず繰り返すことが重要です。それをやっていると、なんとなく読めているかどうかはともかく、いつのまにか少しずつ読めている言葉がでてきているのに気づくと思います。


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教育に成功はない

子供を教育する上で、僕が意識していることは、教育に成功はないということです。

本やネットでも、教育の成功例みたいな内容のものはたくさんありますが、教育自体に成功なんてありません。例えば、東大に合格させる、とか京大に合格させる、あるいはどこかの医学部に合格させる、そういったものが目的ならば、確かに、そういった大学に合格させればその目的は成功したと言えるでしょう。でもそれは教育の一部でしかありませんし、教育の目的の中心部分でもありません。

僕の教育の目的は、Aが幸せになること、有意義な人生を生きれること、などです。その過程に先ほど言ったような大学に入るということが出てくることがあるかもしれませんが、それが唯一のコースでもなんでもありません。もちろん、「幸せになる」とか「有意義な人生を生きる」ということ自体が、曖昧でよくわかりません。というかこれは僕が決めれるようなことではないのです。それでもそういった曖昧なものを目標として教育するわけです。

たとえ一流大学に行っても、もしかしたらもっとAにとって有意義な人生を歩むコースがあったかもしれません。そういった可能性は必ずあります。つまり、どんなに一般にうまく行った、成功したと思われるような状況になったとしても、Aにとってもっといい状況があったかもしれないのです。その場合、一般に成功したと言われるような状況にAがなったとしても、教育に成功したと言えるでしょうか。

あるいは自分以外の人間がAを教育したら、もしかしたらもっとAの才能を伸ばせたかもしれない、そういう可能性も否定できません。だから僕は、教育に成功はないと言うのです。

教育に成功がないことは、教育をしない理由にはなりません。成功とは思わなくても、自分がその中で最善だと思うものを考え、それを実行していく、ただし成功しているかどうかなんてわからない。だからさらによくできることはないか考える。

逆にいえば、いつも失敗かもしれません。そして失敗でいいのです。

そういうものではないかと思うのです。


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公文で国語を最初の教科にした理由

覚える数の違い

公文の先生に最初の一教科は国語がお勧めですと言われたことも、またネットで国語を選んだという人が多かったのももちろん関係あります。

ただ公文先生が進めてくれたこととネットで国語を選んだ人が多いのも、リンクしていて、おそらく公文としての方針としてそう勧めていると思うので、国語を選んだ人が多いのは当然といえば当然でしょう。

僕が国語を選んだいちばんの理由は、単純に、「国語の方がさいしょ覚えることが多い」です。

国語の場合、当然最初はひらがなからはいります。「あ」から「ん」まで50個近い平仮名をおぼえさせ、さらに、濁点とかがついたものも覚えさせるのです。覚えることが多いということは、それだけ接する回数が増える必要があります。

ですが算数は、とりあえず1から20くらいまで数をおぼえれば最初はそれでいいのです。それならば、めんどくさい方を、公文にまかせて、少ない方を僕が教えようということになったのです。

もちろん、任せると言っても、公文に行った時だけ勉強するわけではありません。家で宿題をきちんとやる、それは前提です。

はやり国語が先でよかった

結果的に、やはり国語が先でよかったと思います。今、僕は息子に足し算を教えようと格闘しています。たんに数を数えるのとは違って、足し算を教える時には、やはり言葉がかなり増えます。今使っているのは学研の幼児ワーク4さいのたしざんというのを使っているのですが、「アリがぜんぶで9匹いるけれども、見えているのは3匹で、そして葉っぱの下に隠れているのは何匹か」、まあ要するにこういう問題が出てくるのです。こう言ったことを含めて、またその途中のプロセスを説明しながら解答を導くときに、たくさんの言葉が出てきます。言葉の能力が高くないと、算数でも苦労します。

しかも、子供に教えるのは、国語と算数だけではありません。図鑑を見せたりするときに、子供も言葉を覚えてくると「この字知ってる」的な感じで、しっているひらがなを自分で見つけてきます。そうすると、んじゃここは何て書いてあるのか?というふうに、今までたんに絵をみていたり、僕が一方的に教えたりするのとは違う方法が増えてくるのです。生物や天体に対する興味も、なるべく育てていきたいと考えているので、やはり言葉はその根幹だと感じました。

とりあえず塾通いをいずれはじめるまでは、国語を続けてみてもいいかと思っています。


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初めて歩いて保育園に

前回は、次は公文で最初の教科を国語にした理由を書くと書いたのですが、ちょっと寄り道して、昨日のできごとを書きたいと思います。

昨日は雨でした。普段は、雨のときは、自転車にレインカバーをつけてAを乗せていくのですが、昨日は、「いつもみたいに自転車で行くか、それとも傘をさせいて歩いていくか」と提案してみました。

すると息子は、傘をさして歩いていく!と即答。

そこで二人で傘をさしながら15分ほどの道のりを歩いていてきました。

二歳の息子にとって今持っているウルトラマンの傘はちょっと大きいです。でも近くのお店で傘を買ったときに、ウルトラマンの柄の傘が、この大きさしかなく息子は、柄の途中をもっています。15分雨の中をあるくのは息子には割と大変だったと思います。でも息子は、一生懸命歩いて無事保育園に来ました。しかも、歩いて保育園に行ったのは、これが初めてだったのです。

我が家には車がないし、なるべく息子には歩くのが好きな子になって欲しいと思います。外を歩くというのは、じっくりとまわりを観察することができ、見つけたものについて話をすることができ、まさに刺激の宝庫です。しかもやはり勉強をするにしても体力は重要です。

ちょっと前までは、保育園の帰りに歩いて帰ることを試みましたが、途中でだっこだっことなりました。今日の歩いての登園で、息子の体力の向上を感じることができました。

親の僕としてはめんどくさいところもあるのですが、教育の一環として、徒歩での登園をこれからふやしていくつもりです。


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公文の最初の科目

とりあえず一教科から

去年の7月からAを通常の公文に移行するにあたって、悩んだのは最初の教科を何にするのかということでした。僕自身は子供の頃に算数・数学だけを公文でやっていました。その頃に、そもそも国語があったのかどうかも覚えていません。

よりAが大きくなった時も含めて、公文に期待していることの多くは、計算力です。要するにルーティンがすばやくできるということを鍛えてくれればいいのです。ですが、それはもう少し先の話です。数自体は家でも10くらいまでは数えるようになっていました。ですが、それだけ。基本的には何もほとんどできない状態です。

いずれは、国語と算数の二教科をさせるつもりですが、最初はやはり一教科にしようと思いました。理由は、Aの体力の問題、あとは費用の問題です。

以前書いたように、Aが公文に行き始めるとAは保育園の後、公文に行くことになります。その日のその後の行動が、全て後にずれていくこと自体はいいのですが、影響はその日だけではありません。というのも他の日も、これまでのベビー公文と違って宿題が始まるからです。

一度に二教科の宿題を毎日していくことを、いきなり始めるのは少し拙速な気がしました。まず毎日宿題をきちんとする習慣をつける必要があります。習い事を始めるのはいいのですが、たんに習いにいくだけ、行ったときだけ勉強をするというのは、本当にちょっと経験したくらいのもので、僕自身の考えではほとんど意味がありません。僕自身、子供のときにピアノを習っていた時期がありますが、練習が嫌で、はっきりいっていったときだけやっているようなものでした。全く身についていませんし、他の人に音楽とかやってた?と聞かれても、「習っていない」と答えています。習っていたというのがはずかしいからです。

また大学教員になるまで、塾や予備校家庭教師とその関係の仕事をずっとしていましたが(そしてそれしかしてませんが)、家で勉強をしない子は、見事に成績がのびません。成績が伸びないということは、相対的には下がっているのと同じです。正直言って、月謝を捨てているようなものです。

経済的にも、正直言って、いきなり二教科は厳しいという感じでした。とりあえず保育料が高いのです。そこでまずは一教科、そして3歳になった4月から二教科、そのプランで行くことにしました。

とりあえず国語から

 どちらか一教科ということになると、くもん の先生のおすすめは国語でした。またネットで色々とみてみても、最初の一教科について国語を選ぶ人が多いように思いました。

 今書いたことが理由というわけではないのですが、とりあえず僕も国語をAにさせることにしました。次回は、国語にした理由を自分なりに説明してみようと思います。


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教育はすべて親の押しつけ

僕の家に生まれてきたAはもちろんのこと、この世に生まれてきた子供はみんな、生まれる場所も時代も選ぶことはできません。そこに選択はないのです。。

そして彼らには、どうなりたいかというヴィジョンもありません(おそらく)。

だからどのような教育を子供にするのかということは、基本的に親が決めることになります。

親は、自分が子供にどのようになって欲しいのかというイメージを元にして教育の方針を決定します。(重要なことですが、この方針の決定通りに子供が成長することは、幸か不幸かなかなかない)。そして子供がどのようになって欲しいのかということには、もちろん子供の幸せということは大きな要因の一つとしてあるでしょう。

子供に小さい頃から習い事をすることについてはときどき批判もあるようです。しかし、習い事を習わすことも、習わさないことも、親が、先ほど書いたような自分の教育イメージをもとにして決定していることなのであり、その点では、どちらも押しつけであることに違いはありません。基本的に自分で選択できない小さい子供は、教育を受けないという洗濯もできません。教育をすることもしないことも、どちらも親の押し付けなのです

どちらが子供にとって自然か

というような問いは、人間にとってそもそも不毛です。不自然さが人間の自然であるとも言えるからです。こういった事例は枚挙にいとまがありません。車を乗ることは人間にとって自然なことか、薬を飲むことは、などなど。

僕の考えでは、親にとって重要なのは、どのようなやりかたであろうと、小さいうちに行う(あるいは行わない)教育は、親の押し付けだということを自覚することです。だからこそ、十分に考え、悩むべきなのです。

そしてやってあげているではなく、自分が自分のイメージを実現するためにやっているのだと思うこと、そうすれば、不要な感謝を子供に求めることもなくなります。


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通常の公文に移行

公文を始める条件

 2歳4ヶ月になった7月に、公文の先生から、そろそろ通常の公文を考えてみられますか?と言ってもらえました。通常の公文に移行するのは漠然と3歳になったころからかな、と思っていたので、向こうから言ってもらえたことは助かりました。

 通常の公文を始めるにはいくつか条件があります。まず一人で教室で勉強できること。もう一つは、ある程度言葉で意思疎通ができること、です。この二つを満たしてくれたのは保育園によるところが大きいと思います。Aは保育園にずっと通っていたので、僕らからある程度離れていても大丈夫で、しかも(おそらく保育園のおかげで)言葉がわりと順調に話せるようになっていました。言葉が出なくて、じっと考え込む時もありますが、一所懸命言葉で何かを伝えようとするようになっていました。さらに、すでに夜寝る時以外はおむつも外れており、トイレにいくという意思を伝えることができ、ほぼ漏らすこともありませんでした。

 先生が唯一心配していたのは時間です。通常の2歳児ならば、早い時間に教室に行ってほとんど他の生徒がいない状態で先生が見るということが可能ですが、Aは保育園に行っているので、公文に行くのは5時半頃になり、彼よりも年上のお兄ちゃんお姉ちゃんが一番たくさんいる時間でした。そういう中で物怖じせず一人で勉強できるか、それを先生は心配されていました。

 ですが、僕的にはその状況は、むしろウェルカムでした。Aには、なるべくそういったたくさんの人が、しかもいろんな年齢の人がいる状況で勉強して欲しいと思ったからです。これは息子にとってはむしろチャンスなのです。

 実際に初めて見ると、息子はすぐに溶け込んでいました。しかも一番小さい子がいるということで、小学生くらいの女の子や男の子が色々と世話を焼いてくれて、かまってくれているみたいで、本人にとってはなかなか居心地の良い場所だったようです。

 ただ保育園に行ってから公文に行って、それから帰るので、公文の日は家に帰るのがさらに遅くなりました。結果的に、この日は、またそれまでより寝るのも遅くなるのですが、そういったことも含めて、体力がつくのに役立ったように思われます。


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